40代を過ぎてから本格的にゴルフを始めた自分は、最初のころ「クラブなんて何を使ってもそんなに変わらないだろう」と思っていました。
でも、実際にやってみるとそんなことはありませんでした。
特に大きかったのが、シャフトです。
40代を過ぎてから本格的にゴルフを始めた自分は、最初のころ「クラブなんて何を使ってもそんなに変わらないだろう」と思っていました。
でも、実際にやってみるとそんなことはありませんでした。
特に大きかったのが、シャフトです。
最初にもらったカーボンRシャフトのクラブでは、とにかく曲がる感覚が強くて、打っていても安定しませんでした。自分が下手なのはもちろんですが、それだけではない違和感もずっとありました。
そこから重めのスチールに替えたことで、やっと前に進み始めました。結果として、スコアは110台まで良くなりました。
今回は、40代でゴルフを始めた自分が、シャフト変更で何が変わったのかを、そのまま書きます。
40代でゴルフを始めたときは、クラブなんて何でも同じだと思っていた
40代を過ぎてから本格的にゴルフを始めたとき、自分はクラブなんて何を使ってもそんなに変わらないと思っていました。
止まっているボールを打つんだから、まずは自分がちゃんと振れるようになる方が先だろう。道具の違いが分かるのは、もっと上手くなってからの話だろう。そのくらいの感覚でした。
実際、始めたばかりのころは、何をやっても上手くいきません。ちゃんと当たらないし、飛んでも曲がるし、コースに出れば前に進めるだけで精一杯です。だから当時は、打てない理由を道具に持っていく発想自体があまりありませんでした。
それに、最初は人からもらったクラブで始めています。最初のうちはそれで十分だと思っていましたし、初心者なんだから、まずは道具より練習だろうとも思っていました。
今振り返っても、その考え自体はおかしくなかったと思います。始めたばかりの人間が、いきなりクラブの細かい違いを語っても仕方がありません。
ただ、あとから思うのは、何でも同じではなかったということです。特にシャフトは、自分が思っていたよりずっと影響が大きかったです。
当時の自分はまだそこまでは分かっていませんでしたが、打つたびに感じる打ちにくさや曲がり方には、少しずつ引っかかるものが残り始めていました。
最初にもらったカーボンRシャフトのクラブは、自分には曲がりやすかった
最初に使っていたのは、人からもらったカーボンRシャフトのクラブでした。
もらい物で始めること自体は、別に悪いことではありません。実際、最初から高いクラブを揃えなくてもゴルフは始められますし、自分もそのおかげで本格的に入れました。
ただ、そのクラブは自分には合っていませんでした。
打っていると、とにかく球が曲がりやすい感覚がありました。真っすぐ打ったつもりでも曲がる。少しタイミングがズレると、余計に曲がる。初心者だから曲がるのは当たり前だとしても、それにしても安定しない感覚が強かったです。
当時の自分は、まだシャフト重量やしなりの違いを理屈で説明できるほど分かっていたわけではありません。ただ、打っている本人としては、「何か打ちにくい」「何か球が暴れる」という感覚だけはずっとありました。
特に、自分はもともと少し筋力がある方でした。だからなのか、最初にもらったカーボンRシャフトは、自分には頼りなく感じる場面がありました。振っていても、クラブが自分の動きについてこないような、そんな気持ち悪さが残りました。
もちろん、その時点では「このシャフトが原因だ」とまでは断言できません。始めたばかりで下手なのは事実だからです。
それでも、あとから振り返ると、あの頃の曲がりやすさは、単純に技術不足だけではなかったと思います。最初にもらったカーボンRシャフトのクラブは、自分にとっては、練習すればするほど素直に振れる道具ではありませんでした。
下手なだけでは片づけられない違和感が、ずっと残っていた
ゴルフを始めたばかりなんだから、上手く打てないのは当たり前です。自分でもそう思っていましたし、実際その通りです。
だから当時は、曲がるのも当たらないのも、まずは自分の腕のせいだと考えていました。まだスイングも固まっていないし、コースに出ても毎回同じように振れるわけでもありません。初心者なんだから、うまくいかないのが普通です。
ただ、それでも打っている中で、下手なだけでは片づけにくい違和感が残っていました。
うまく言えないのですが、ミスしたときの納得感が薄いのです。自分の振り遅れや力みで曲がったならまだ分かります。でも、そういうミスだけでは説明しにくい暴れ方をする感じがありました。振るたびに、どこか不安定さが残る。打つ前から安心して構えられる感じがありませんでした。
初心者のころは、自分の動きが悪いのか、クラブが合っていないのか、その切り分けができません。だから余計に厄介でした。練習すれば何とかなると思って続けるのですが、どうも前に進んでいる実感が薄い。打てる日と打てない日の差も大きくて、再現しにくさがずっとありました。
今なら分かりますが、こういう違和感は、単に下手だからで全部済ませない方がいいです。もちろん技術不足はあります。でも、合っていない道具を使っていれば、下手な人ほど余計に苦しくなります。
当時の自分はまだそこまで整理できていませんでしたが、少なくとも「このままずっとこれでやるのは違うかもしれない」という感覚は、少しずつ強くなっていました。
重めのスチールに替えたことで、やっと振りやすさが出てきた
そこで自分は、シャフトを重めのスチールに替えました。
細かい理屈を先に理解していたわけではありません。試打データを並べて決めたわけでもないです。ただ、最初にもらったカーボンRシャフトでは、どうしても頼りない感じが抜けませんでした。だったら、自分にはもう少ししっかりした方が合うのではないか。そう考えて替えました。
実際に替えてみると、まず感じたのは振りやすさでした。
クラブが軽く暴れる感じが減って、自分の振りに少しついてくるようになりました。もちろん、替えた瞬間に別人みたいに上手くなるわけではありません。ミスは普通に出ますし、ナイスショットばかりになるわけでもありません。
それでも、打ったときの感覚は明らかに変わりました。少なくとも前よりは、「これで振っていけばいい」と思える感覚がありました。前のクラブのように、打つたびにどこか気持ち悪さが残る感じが薄くなりました。
自分の場合、最初に合わなかったのは、柔らかめのカーボンRシャフトでした。そこから重めのスチールに替えたことで、ようやくクラブと自分の動きが少し合ってきたのだと思います。
40代で始めたころは、道具より練習だと思っていましたが、実際には、ある程度振れる人ほど合わないシャフトの影響を受けることがあります。自分にとって、この変更はぜいたくでもこだわりでもなく、まともに前へ進むための調整でした。
シャフト変更は、道具のこだわりではなく110台に入るきっかけだった
シャフトを替えたことは、あとから振り返ると、道具にこだわり始めたという話ではありませんでした。
自分にとっては、やっと前に進むきっかけになった出来事でした。
最初のころは、とにかく当てるだけでも大変ですし、スコアもまとまりません。実際、自分もデビューしたころはかなり叩いていました。そこから少しずつ慣れていっても、合わないクラブのままだと、練習しているわりに手応えが薄い時期が続きました。
でも、重めのスチールに替えてからは、少なくとも「毎回クラブに振り回される感じ」は減りました。自分の中で、ショットの土台が少し落ち着いた感覚がありました。
その変化が、そのままスコアにも出ました。劇的に何かが変わったというより、無駄な崩れ方が少し減って、前よりはゴルフになってきた。その積み重ねで、自分は110台まで良くなりました。
110台は、世間的にはまだまだ初心者のスコア帯かもしれません。でも、自分にとっては大きな変化でした。ただ振り回していただけの時期から、一応ラウンドとして形になり始めた感覚があったからです。
だから自分は、シャフト変更を「上級者がやる細かい調整」だとは思っていません。少なくとも自分のケースでは、合わない道具をそのまま我慢しないための判断でした。そしてその判断が、110台に入るきっかけになりました。
40代から始めるなら、合わないシャフトを我慢しない方がいい
40代からゴルフを始める人は、最初のうちは「下手なんだから道具のせいにするな」と思いやすいです。自分もそうでした。
実際、その考え方自体は間違っていないと思います。始めたばかりなら、まずは打つ回数を重ねて慣れることも大事ですし、最初から道具ばかり気にしても仕方がありません。
ただ、それでも合わないシャフトをずっと我慢する必要はありません。
特に、もらい物のクラブや、とりあえずで手に入れたクラブで始めた人は、一度立ち止まって考えた方がいいです。曲がる、安定しない、振りにくい。それを全部「初心者だから」で済ませていると、遠回りになることがあります。
自分も、最初はカーボンRシャフトのクラブで続けていました。でも、重めのスチールに替えたことで、ようやく前に進める感覚が出てきました。110台まで良くなったのも、自分にとってはその延長線上の話です。
だから今、40代や50代でゴルフを始めて、もらったクラブで何となく続けている人には言えます。合わないシャフトを我慢し続ける必要はありません。
自分に合っていない道具で苦しむくらいなら、早めに見直した方がいいです。少なくとも自分は、それで前に進めました。