電気工事士第2種

計算問題がわからない理由がわかった。ガミデンキちゃんねるの動画で腑に落ちた瞬間

前の記事では、
電気工事士の勉強を始めるときに、
工具ではなく、
まず一冊の本を選んだ話を書きました。

暗記が苦手でも、
勉強を回し続ける形を作れば、
学科試験に向けた流れは、
止まらずに進められる。
そこまでは、
なんとか手応えもありました。

ただ、
一つだけ、
どうしても前に進めなかったのが、
計算問題でした。

公式を見ても、
どこから手を付ければいいのか分からない。
配線図を見ても、
何を聞かれているのかがつかめない。

覚えようとしても、
頭に残らない。
理解しようとしても、
入口が見えない。

このとき初めて、
「これは年齢の問題なのか?」
と、
少し不安になりました。

でも、
あとから振り返ってみると、
計算問題が分からなかった理由は、
別のところにありました。

その理由に気づくきっかけになったのが、
ガミデンキちゃんねるの動画でした。

計算問題で、最初につまずいた正直な感覚

計算問題につまずいたときの感覚は、
「難しい」というより、
どう入っていけばいいのか分からない
という感じでした。

問題文を読んでも、
何を求められているのかが、
まずつかめない。
数字や記号は並んでいるのに、
頭の中で、
何ひとつ形にならない。

「この公式を使うんだろうな」
という気配はある。
でも、
どこで使うのか、
どの数字を当てはめるのかが、
まったく見えません。

配線図の問題も、
同じでした。
線が引いてあって、
記号が並んでいるけれど、
それが何を意味しているのかが、
頭の中でつながらない。

だから、
間違える以前に、
手が止まります。

選択肢を見て、
「どれっぽいか」で選ぶしかない。
でも、
それが合っているのかどうかも、
自分では判断できない。

この時点では、
まだ
「公式を覚えていないからだ」
「勉強量が足りないからだ」
と思っていました。

でも実際は、
覚える・覚えない以前のところで、
すでに止まっていたんだと、
あとから気づくことになります。

公式を覚えても、なぜか解けなかった理由

計算問題が解けないのは、
公式を覚えていないからだ。
最初は、
そう思っていました。

でも、
実際に使っていた過去問集を見返すと、
公式は、
ほとんど載っていません。

問題と答えはある。
でも、
どうやってその答えにたどり着いたのか
その途中が、
書かれていない。

だから、
問題を解いてみて、
答えを見ても、
「なぜこうなるのか」が分からない。

公式を知らないから解けないのか、
公式はあるけど使い方が分からないのか、
それすら、
自分では判断できませんでした。

過去問集を見ながら、
「これ、どうやって考えればいいんだろう」
と、
手が止まる時間が増えていきます。

答えを丸暗記しても、
別の問題では使えない。
でも、
考え方が分からないから、
応用もできない。

この時点では、
まだ
「理解できていない」というより、
どう勉強を進めればいいのかが、
分からなくなっていた

という感覚のほうが近かったと思います。

だから、
計算問題に関しては、
しばらく、
完全に足踏み状態でした。

計算問題が「理解できない」のではなく「つながっていなかった」話

しばらく悩んでいて、
ふと感じたのが、
「これは理解力の問題じゃないかもしれない」
ということでした。

問題文を読んでも、
何を聞かれているのかが分からない。
でもそれは、
日本語が読めないわけでも、
数字が苦手なわけでもない。

自分の中で起きていたのは、
問題の情報が、
どこにもつながらずに、
バラバラのまま置かれている

という状態でした。

数字が出てくる。
条件が書いてある。
答えもある。
でも、
その間をつなぐ線が、
自分の中にない。

だから、
「分からない」というより、
進めない
という感覚のほうが近かったと思います。

公式を覚えようとしても、
どの場面で使うものなのかが、
見えていない。
配線図を見ても、
それが計算と、
どう結び付くのかが分からない。

今思えば、
計算問題が難しかったのではなく、
考え方の流れが、
自分の中で一度もつながっていなかった

だけでした。

でもその当時は、
そんなふうには考えられず、
「理解できていない」
「自分には無理なんだ」
と、
勝手に話を大きくしてしまっていました。

このズレに気づけたことが、
あとから振り返ると、
計算問題を前に進める、
一つ目の分かれ道だったと思います。

ガミデンキちゃんねるの動画を見て、初めて腑に落ちた瞬間

計算問題で完全に足が止まっていたとき、
たまたまYouTubeで見つけたのが、
ガミデンキちゃんねるの動画でした。

正直、
最初は、
「動画を見たところで、
公式を覚えないとダメなんだろう」
くらいに思っていました。

でも、
実際に見てみると、
やっていることが、
自分の想像と、
まったく違いました。

いきなり計算式が出てくるわけでもなく、
答えを丸暗記させるわけでもない。
まず、
「この問題は、
何を聞いているのか」
そこから話が始まります。

その説明を聞いた瞬間、
頭の中で、
ずっとバラバラだったものが、
少しずつ、
つながり始めました。

数字の意味。
条件の見方。
配線図が、
なぜここに出てくるのか。

それまで、
ただの記号にしか見えていなかったものが、
「そういうことか」
と、
一つの流れとして見えてきたんです。

このとき初めて、
「ああ、
自分は計算ができなかったんじゃなくて、
考え方を知らなかっただけなんだ」
と、
腑に落ちました。

公式を覚える以前に、
問題の見方そのものが、
ずれていた。
それに気づけただけで、
計算問題に対する構えが、
大きく変わりました。

動画を見て分かった、計算問題の正体

正直に言うと、
ガミデンキちゃんねるの動画で、
何をどう説明されて、
一気に理解できたのかは、
もう、
はっきりとは覚えていません。

試験を受けたのは、
2025年の秋。
もう、
1年以上前の話です。

でも、
一つだけ、
今でも覚えている感覚があります。

それは、
「計算しろ」
「公式を覚えろ」
と言われている感じが、
しなかったこと。

動画を見ているうちに、
いつの間にか、
「そうやって考えるのか」
と、
腑に落ちる瞬間がありました。

たぶん、
計算の前に、
問題の見方や、
回路や配線の考え方を、
順番に説明してくれていたんだと思います。

そのおかげで、
それまで、
完全に止まっていた計算問題が、
「もう一回やってみようか」
と思えるところまで、
戻ってこれました。

細かい内容は忘れてしまっても、

「ここで詰んでいた理由が、
自分でも分かった」

その感覚だけは、
今でも残っています。

計算問題が怖くなくなってから、過去問の見え方が変わった

動画を見たあと、
計算問題が、
いきなり解けるようになったわけではありません。

でも、
それまで感じていた
「もう無理だ」
という怖さは、
少しだけ、
和らぎました。

過去問集を開いたときの、
最初の感覚が、
変わったんです。

以前は、
問題文を見ただけで、
頭が止まっていました。
数字や配線図を見ると、
反射的に、
閉じたくなる。

それが、
「とりあえず、
何を聞かれているのかだけ見てみよう」
と、
思えるようになりました。

答えまでたどり着けなくても、
どこで分からなくなったのかは、
前より、
はっきり分かる。

付箋の貼り方も、
変わってきました。
ただ「解けなかった」ではなく、
「ここが分からない」
という印になっていく。

そうやって、
過去問を回しているうちに、
計算問題が、
特別な存在じゃなくなってきました。

解ける問題と、
解けない問題が、
ちゃんと分かれる。
それだけでも、
気持ちは、
だいぶ楽になります。

完璧に理解したわけじゃない。
自信満々になったわけでもない。
でも、

「手を付けていい問題」
になった

それが、
一番大きな変化でした。

まとめ|計算が苦手だった理由は、能力の問題じゃなかった

振り返ってみると、
電気工事士の計算問題で、
あれだけつまずいた理由は、
能力の問題ではなかったと思います。

公式を覚えられなかったからでも、
計算が苦手だったからでもない。
そもそも、

どう考えればいいのかが、
分からない状態

で、
過去問に向き合っていた。

普通に生活していたら、
まず触れることのない計算や配線図。
その前提を、
すっ飛ばしたまま、
答えだけを出そうとしていたら、
止まるのは当たり前でした。

ガミデンキちゃんねるの動画で、
細かい内容までは、
正直、
もう覚えていません。

でも、
「ここで詰まっていた理由が、
自分でも分かった」
その感覚だけは、
今でもはっきり残っています。

計算問題が、
急に得意になったわけじゃない。
それでも、
過去問に手を付けられるようになった。

50代になってからの勉強は、
若いころと同じやり方では、
うまくいかないことも多いです。

でも、
「分からない理由」が見えれば、
止まっていたところから、
また動き出すことはできる。

この計算問題でのつまずきは、
そのことを、
自分に一番強く教えてくれた経験でした。

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